栽培の5つのこだわり
1.土づくり
「良い土壌が良い作物を育てる」という考え方でとことん土づくりを行っています
有機質肥料や微生物、酵素を使い栽培しています。
牛糞や鶏糞などは使用せず、動物性タンパクを主に肥料設計を行っています。
アブラナ品種だと年間13回転ほど連作を行いますが、微生物資材や酵素などを使用し土壌消毒は行わずに栽培しています。
2.厚みのある葉に
「食品工場の洗浄にも耐えられる厚み」
ベビーリーフは柔らかく、日持ちもしにくいと言われますが土づくりと栽培方法で日持ちのする葉の厚い美味しいリーフを栽培できます。
団粒構造のしっかりとした土壌で栽培し、品種や種の量、遮光の管理など細かく調整し品質の高いリーフに仕上がるよう取り組んでいます。
3.一番刈りだけ
「コストよりも品質重視」
一度撒いた種からは4,5回収穫できると言われてます。
何度も収穫をすると農家としては種代が浮くので助かるのですが、2作目になると葉が硬くなり、えぐみが強くなってきます。また、異物混入のリスクも高くなるために私どもでは1度しか収穫を行いません。
4.夏は深夜から早朝にかけて収穫
「最適な葉の状態で収穫」
葉の状態の良い時間帯に収穫をするため、夏場は深夜から早朝にかけてライトをつけて収穫を行っています。また、全体の8割は手刈りを行い、残りの2割は日本では我々のグループしか持っていない高性能な収穫機で行います。
5.耐候性のハウスで天候の影響を最小に
「最適な葉の状態で収穫」
まだベビーリーフは路地やパイプハウスで栽培されている産地も多いですが、我々は耐候性のハウスで栽培しています。コスト的には非常に高価ですが、台風の影響を受けずに通年栽培ができます。天候の影響は受けますが、その被害を最小限に抑え、安定供給を目指して取り組んでいます。